都内偏差値50前後女子の中学受験

2015年受験。都内偏差値50前後女子中受験を終えました。思うことがいろいろあり、気が済むまでの期間限定ブログです。

説明会

どこの学校でも受験生を対象としたイベントがある。いわゆる「説明会」である。

我が家では興味がある学校、受験する可能性が少しでも出た学校の「説明会」には極力行くようにしていた。私の判断基準では、この「説明会」は4つに分類される。


1.「入試説明会」もしくは「入試体験会」
各校とも11月最終週から12月第2週目の土曜日に開催されるものである。

翌年の本番入試での科目ごとの出題方針や合格判定基準を教えてくれる会である。
我が家の場合、1月に併願パターンを決める際、この説明会で得た情報の重要度に気が付かされることになる。
2.「入試結果報告会」
実施される学校とされない学校がある。

3月頃から5月頃にかけて、2月に実施された入試の結果を教えてくれる会である。模試並みに正答率一覧や採点基準詳細とかを教えてくれたりする。
3.「学校説明会」

どんな学校かを教えてくれる会である。

校長先生の話に始まり、在校生や卒業生が登場したり、学校紹介の映像が見られる。

4.「学校体験会」
小学生対象の授業をやってくれる会である。
授業の内容は、英語から理科の実験、家庭科で料理作りなど様々。


最も重視すべきは1の「入試説明会」だと思います。他はサボってもこれだけは行くべきだと、受験が終わってから思いました。


配布資料に書いたメモを眺めてみると、こんな説明があったことが分かります。
  1. 「複数出願者は2回目以降は、ボーダーラインを下げます」
  2. 「複数出願者は2回目以降は、前回も含めた"いいとこ取り"で4科目合計点を計算します」
  3. 「時事問題の範囲は、10月くらいまでの内容です」
  4. 「昨年、算数は難しくしすぎて差が付かなかったので、今年は簡単にします」 
  5. 「算数でニュートン算は出しません」
  6. 「国語で文学史は出しません」
  7. 「社会の問題はもう印刷済みでした。衆院選のことは時事問題としては出ません」 
  8. 「図形問題の部分点は、図形の中で分かった長さや角度を書きこんだだけでも差し上げますよ」
  9. 「国語の長文は、重松清『赤ヘル1975』を出します」(←埼玉の学校。これには驚いた!)      
   等々

2以外は、スクリーンに映されるパワーポイントにも、配布資料の冊子にも書かれていませんでした。
いわゆるリップサービスです。


娘は、希望校の過去問演習の結果で合格最低点に届いたのは1回のみ。あとはぎりぎりで不合格という状態でした。よって、併願パターンを決める際に「複数出願者2回目ボーダーライン下げる」を利用する戦略をとることになります。
中学受験素人の我が家は、説明会に出席していなかったら、この戦略は思いつきもしなかったでしょう。(併願パターンが決まるまでの話は、後日に書きます)
結果として、2月1日不合格、2月2日合格という結果となるのでした。


気をつけないといけない点は、この「入試説明会」は開催日が集中していることです。ピークは12月最初の土曜日です。


なお、変な趣味はまったくありませんが、アラフォー男性が女子校を巡れるのも高校生のとき以来で、新鮮でした。。(笑)


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