都内偏差値50前後女子の中学受験

2015年受験。都内偏差値50前後女子中受験を終えました。思うことがいろいろあり、気が済むまでの期間限定ブログです。

1月校

東京・神奈川の私立中の入試は2月1日以降に行われることが決まっています。
それに対比する形で「1月校」という言葉が中学受験の世界に存在します。


受験生のレベルで「1月校」という言葉の受け止め方は異なると思いますが、ざっくり言うと次に分類されると思います。

  1. 鹿児島ラ・サール、愛光等の全国的に名の通った進学校を受験する。万が一2月に落ちたら入学させ、大学受験を終えたときに戻ってこさせる。
  2. 海陽学園、早稲田佐賀、函館ラ・サール等の寮完備の学校を受験し、合格したら入学させる。
  3. 土佐塾、長崎日大といった「お試し受験の定番校」を受験し、合格しても入学しない。(模試並みの順位表がもらえるところもあります)
  4. 埼玉・千葉の学校を、「ガチ」で受験してくる生徒と一緒に受ける。万が一2月に落ちたら、通学可能であれば通学させる。

偏差値50前後女子(12月時点では50以下)の娘の場合、3か4となります。


塾の先生には3を薦められましたが、我が家は4を選びました(1校のみ受験)。理由は、「全落ちしたときの進学先に当てたかったから」です。当然合格しました。
併願パターンを決めるときの全落ち最悪ケースでも進学先は確保した形になっていたため、親としては精神的にかなり楽でした。電車で90分ほどの埼玉校には通えても、長崎の学校への通学は不可能です。


でも、”そもそも「1月校」なんて受験する必要あるの?”という疑問は多くの人がお持ちだと思います。


大手塾の場合は「絶対に必要」と言うでしょう。
「12歳の小学生が2月1日に人生初の受験経験では緊張がピークに達しますよ。実力を発揮できると思いますか~??やはり、練習は必要なのです!!」というのが彼らの主張の論理のようですが、「1月校」受験経験者の娘によれば、大変に「緊張した」とのこと。。

「2月校」に絶対の安全校があれば不要かもしれない、というのが受験を終えて冷静に出した結論です。お金もかかりますし。

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