都内偏差値50前後女子の中学受験

2015年受験。都内偏差値50前後女子中受験を終えました。思うことがいろいろあり、気が済むまでの期間限定ブログです。

過去問

私は、どんな試験であれ過去問は最も優れたテキストであると考えています。
中学受験でもそうだろうと思っていましたが、そうではないと説明を受けたこともありました。過去問に関しては、こんなことを言われた記憶があります。


  • 「うちは過去問をやらせる時期は11月か12月くらいになってからです。生徒によっては過去問をやらないで受かってしまった子もいます。それよりも授業の内容をどれだけ理解するかのほうが大事です。」(途中まで通っていた大手塾)
  • 「対策として過去問を何年か分をやりこんでいけば、傾向が分かってくると思います。」(第一希望だった学校の入試説明会)
  • 「早い時期から過去問をやらせます。問題との相性というのがあるので、偏差値の数字で合格だとしても、合格最低点が取れてない場合は落ちますし、その逆もあります」(6年から通いだした塾)
  • 「偏差値37でも受かった子がいるっていうから聞いてみました。そしたらその子は過去問をやりこんだそうです」(上記とは別の学校の入試説明会)

という具合にいろいろな意見があり、どの意見もきっと正しいのでしょう。

我が家の場合、正攻法では合格を取るのが間に合わないと判断し、過去問重視戦略でいくことにしました。実際に、娘が使った教材も、①塾から渡されたプリントやテキスト、②過去問、③入試で出された計算問題を集めた問題集、の3つのみでした。(戦略というより、それ以外やる余裕が全くなかった。。)

過去問をやり始める時期は塾に任せるとして、子供がやった過去問の答案を誰が採点するかが重要になってきます。


案としては、①子供が採点する、②親が採点する、③塾の先生が採点する、があります。


まず、①は駄目です。子供は自身に都合によいように採点します。また記述問題の採点はできませんし、分析ができません。(偏差値50前後娘の場合)


次に、②は①よりは良いかもしれませんが、親のストレスが増すのと、親子で喧嘩が勃発してしまいます。心理面で問題有りすぎです。


よって、③しかありません。6年から通った塾でははじめから先生が採点し、その結果を元に課題や受験校を決めていくという考えだったため、完全にお任せでした。ありがたかったです。


なお、最初に登場した大手塾の場合は、質問したところ採点者は本人だそうです。要するに親が採点することになります。親もアホな我が家には無理だったと思います。。



最後に、受験を終えた冷静な頭で、その大手塾が過去問を遅い時期までやらせない理由を想像してみました。

  • 「早い時期にやらせる」→「子供はできない」→「親が騒ぎだす」→「転塾されてしまう」
  • 「遅い時期にやらせる」→「できない子もいる」→「できない子の親が転塾すると騒ぎ出す」→「でも時期が遅いので転塾を引き受けてくれるところは無い」→「結局、生徒は確保できる」

大胆な仮説でごめんなさい。

気分を害された方には事前に謝ります。



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